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Crimson Saga 69

チャンミンの流した涙は綺麗なクリスタルに変わった。

俺はそれを握りしめている。

ずっと一人だと思ってきた。そう思って生きてきた。

けど、チャンミンに出会ってずっと一緒に居られたらって思った。

ずっと守るって誓った。

大事な気持ちは変わらないし、一緒に居たい気持ちも変わらない。

知らなかったこととはいえ俺は禁忌を犯してしまった。

「マスター。私遺伝子研究所のヒチョル所長からメッセージを言付かっています。

必要になったらお渡しするように言われたのですが、ごたごたしていたためご報告がおそくなり

大変申し訳ありません」

テプンが入ってきてそう告げた。

「メッセージって?」

「私のディスクにビデオメッセージとして録画されました。

モニターに接続しますね。」

画面にヒチョルのメッセージが現れた。

「よう。これを見るということは多分俺様と離れていて、しかも移動しているということになる。

俺様からの土産を2つ、こいつに託しておくよ。

ひとつはユノヤ、お前さんの遺伝子の分析結果だ。

お前はチャンミン王子と同じグリーンスカー出身であることは間違いない。

そしてチャンミン王子のDNAにない、遺伝子修復の能力のあることを伝えておくよ。

チャンミン王子がいろいろだしちまうのはその遺伝子修復能力の暴走、というかそんな感じ。

だからお前のをつかってチャンミン王子のDNAを修復することができるってこと。

まあ、やり方はかんたんじゃねぇけど、俺様ならできるからまた気が向いたら俺様を探せよ。

あとな。お前ら絶滅危惧種みたいなもんだからあんまりいろいろ気にしてもしょうがねぇってことは

付け加えておくよ。

同性がどーのだとか血がどーのだとか。そんなことはくそくらえでいいと思うからな。

まあ、チャンミンの身体をどうするか、だけ決めておけ。

あと、種族再生のどーのこーのは俺様がいればどうにでもなるってことで。

信じるか信じないかはお前の自由だが、俺を信じた方が未来はあかるいぜ。

じゃ、またな」

ビデオを再生し終わってからも俺は嗚咽がとまらなかった。
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Comment

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  • あーちゃん
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Re: タイトルなし

>茶摘みのおばちゃんさま
コメントありがとうございます。お久しぶりです。
ヒチョルさんにはいい仕事してもらわないとですね。
さてさてまだまだ騒乱の世の中ですが、これからも二人のイチャイチャにむかって
みなさんにいい仕事してもらいましょう♪

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