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Crimson Saga 64

もちろん、無事に帰れるなんて思ってないけれど、帰りは行き以上にハードな道のりだった。

念のため、と思ってガレージパークによって、いくつか武器を仕入れたのだけれど

それをフルコースで使うくらいの量の敵が束になってかかってきた。

まあこういうときに役に立つのがロックだ。

普段ロックは物静かでほとんどしゃべらないようなタイプだけれど、戦闘になるといきなりその

能力を発揮する。ちょろちょろ走り回って銃をぶっ放すスヴェッソンと比べるとロックは重火器の

ような輩だ。

普段使うのはボウガンのような弓矢と銃がくっついたようなものを得意とするんで

矢も使えれば銃は両手でガンガン打てる。レーザー砲の照射はプロ級だし、本当に敵に回したら

やばいくらいの狙撃手。

やっぱり宇宙元老院の息がかかってるとまあろくでもない。

ほんと次から次へと湧いてくる。

まあ不幸中の幸いだったのは訓練された兵隊ってわけじゃないってこと。

やっぱりいくらなんでも素人と訓練された兵士とではレベルがちがうからな。

ある程度の射程距離を空けてガンガン撃てるのはロックの特技でもある。

スピーダーをスヴェッソンが運転しながら、うまく車間を取って、ロックがガンガン撃つ。

いいコンビネーションだ。

さすがにここまでドンパチやるとなかなか跡が大変そうだけれど。

俺は二人に任せて偽造パスポートを作ってくれる店を探した。

チャンミンをなんとか無事にここから連れて帰らないと。

相手が悪い、どうする、どうしたらいい、俺。

考えるんだ。

チャンミンは前を向いてなにか虚空を睨んでいる。

その瞳はもう僕なんか、なんて言っていたあきらめの瞳なんかじゃない。

力があって、こんなときなのにとてもきれいだと思った。

まずは...性別を謀る必要があるかな。

ふっと思いついた自分の考えに笑ってしまったが、ちょうどいい。

俺は衣装を売ってる店を探してそこにスピーダーを止めてもらって飛び込んだ。

飛び込んだ店でウィッグと女性ものの服を買って、ついでにメイク道具も買った。

「これでちょっと化けてくれ。できればあまりぱっとしない女に」

ぱっとしないって難しいかもしれないけれど。

俺は俺でやぼったい洋服とそれにロックとスヴェッソンの身体を覆う長いローブも買った。

チャンミンはちょっと女装が嫌だったみたいだけれど、おとなしくメイクをしてウィッグをかぶって

変装してくれた。

でも....やっぱりやぼったくは難しくて、綺麗な顔がますます目立つだけだった。

しかたない。長めのローブも買って洋服の上からかぶせるようにした。

この格好でパスポートを取りにいくことにした。

まあ、なんとかなるだろう。
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  • あーちゃん
  • URL
Re: こんばんは^^*

>えむさま
こんばんは。
まさかのチャンスニはご本人様一推しなのでやっぱりはずせません。
が、やっぱりそのままの美貌を晒すのは危険ですよねぇ。
とりあえずあまり貞操の危機にはしたくないのですが、多少の危険もともないつつ、
みんなの旅は続きます。
おたのしみに。

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