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Master 39

僕のデビューの日が決まった。

僕はチャンミンに電話した。チャンミンは自分のことのように喜んでくれた。

「お祝いしなきゃ」といって、忙しい時間をやりくりしてくれた。

チャンミンは研究室での仕事が増えて大変そうだったけれど、一緒にご飯を食べに行こう、と

言ってくれた。

駅で待ち合わせて、中華料理屋へ行った。

お皿をテーブルいっぱいに並べて、久しぶりにたくさん食べるチャンミンを堪能した。

やっぱり、そばに居たいな。思わず、そうつぶやいた。

チャンミンは食べる手を止めて「いつか一緒に住めるように、俺も頑張るよ。だから

ユノも頑張って」そういってほほ笑んだ。

そうだよね。これから僕はたくさん頑張らないといけない。

チャンミンも頑張っている。僕はダンサーという職業を選んだんだ。決めたからには頑張らないと。

っていうかこれって....え?

「あ...//つい心の声が、うわっ、はっずかしーー」チャンミンは耳まで真っ赤に。

でも、僕もそう思ってるし。

はやく一緒に生活したい、っていうか、今じゃだめなのかな。

そういわれたことで僕の気持ちに弾みがついた、というか。

頑張ってチャンミンのとなりにいるのに恥ずかしくない自分になりたい、と思った。

店をでて、駅の方に向かって歩きながら、チャンミンはポケットから小さな包みをだした。

「はい、デビュー祝い」

そんなものを用意してくれてたんだ....。

受け取って包みをあけると、中にはシルバーのブレスレッドが入っていた。

「その...ユノのダンスをはじめてみた時から、すごく腕が、手が印象的で。

この手がみんなに差し伸べられるのは、正直嫌なんだけど、だから、俺の、っていう....」

嬉しくて、最後まで言わせずに僕はチャンミンを抱きしめた。

チャンミンは耳元で小さな声で「ユノ、人が見てるよ//」ともがいたが

僕は離してなんかやれなかった。
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