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Master 30

Nancyの件はあれから少し気を付けていたけれど、どうやらアカウントを消したみたいだ。

でも、消したってことはきっとまた作る。アカウントを頻繁に作ったり消したりする人って

自分のやったことが簡単にリセットできると思ってる人だ。

あの人も自分に自信があるタイプみたいだったから、きっと僕が言ったこと気に入らないだろうな、

とは思った。けど、たぶんそんな風にやりこめられたことを誰かに知られるのは嫌だろうと

思って、たぶんアカウントを消すだろうな、とは思っていた。

問題はそのあとで。Masterさんにまた粘着を始めたんだ。捨て垢を作って自分を捨てただのなんだの。

要は大騒ぎして、それでMasterさんのaccountをつぶそうとしてるというか。自分でもきっと

なにやってるのかわからないんじゃないかな。

ああ、もう。でも、リアルにNancyとは遭遇してるから、しつこく付きまとってきたら面倒だね。

チャンミン、大丈夫だろうか。また震えてないかな。

しつこいアカウント攻撃に見てるこっちの方がひやひやする。

見つけるたびにブロックしてるみたいだけれど、そのうち周りが騒がしくなってきた。

繰り返されるうちにそれがもしかして真実なんじゃないか、ってなにも知らない人は思う。

Masterさんに片思いしてる人は....たくさんいるんだろうと思う。

そんな人だと思わなかった、とかまさか、とか。みんな好き勝手なことを言っていた。

僕はだまっていられなくなり、しろに「本当のことがわからないのに、噂ばかりが独り歩きするのは

それが面白おかしく伝えられるからなんじゃないか、と思う」と言わせた。

チャンミンはカトクで「ありがとう。俺は大丈夫だよ」と言っていたけれど、電話したらちょっと

鼻声だった。

「泣いてるの?」というと一瞬絶句して、チャンミンは「ユノに隠し事は無理だなぁ、はは」と

力なく笑った。

こんな時はそばに居たい。一緒に居たいのは僕だけれど。きっとチャンミンは一人で耐えている。

僕は携帯と財布をつかんで家を飛び出した。

飛び出してから家にいなかったらどうしよう、って思ったけれど、今はきっと家にいるだろう、って

思ってチャンミンの家へ急いだ。

途中途中でカトクする。

僕のしろを映した写真に「元気だして」と吹き出しを付けて送った。

チャンミンからはバンビのスタンプが送られてきた。

駅についてコンビニでビールとチキンを買う。黒酢のチキン、結構おいしいんだよね。

チャンミンの住んでいるマンションは駅から10分ほど。

インターホンを鳴らすとチャンミンが「え?ユノ?」とびっくりしていたけど、パタパタと走って

出てきてくれた。

やっぱり泣いてた。たまらなくなって僕は扉をあけて滑り込み、チャンミンを抱きしめた。
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Comment

  • happy925
  • URL

あー(T_T)
弱ってる時に急いで会いに駆けつけてくれる彼氏。゚(゚´ω`゚)゚。最高です。羨ましい。
そこにユノとチャンミンという美しいビジュアルが加わるとさらにキュンキュンしちゃいますね(〃ω〃)
チャンミン、ユノにぎゅってしてもらって安心してね。゚(゚´ω`゚)゚。

  • あーちゃん
  • URL
Re: タイトルなし

>happy925さま
他人にしてほしいことを自分がするのは基本ですね♪
もちろん二人にしてもらえればなおハッピー♪
たくさんきゅんきゅうしてくださいね♪

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