FC2ブログ

Tango Noir80


img_01.jpg

「チャンミン!」ヒチョルが叫んで飛んできた。

僕はやり切った感で脱力してがっくりと膝をついた。

「大丈夫。ユノがしっかり止められるっていうのはわかってたから」

そういうと僕は懐から護符をだしてみせた。

懐に入っていた護符はまったく傷ついてはいなかった。

ドンヘは「あー、俺が腰抜けたわ。」といって笑った。

「まったく、この二人はおめでたいな!」ヒチョルは呆れたように言いながら

「でも、よく頑張ったよ、チャンミン。本当にありがとう」と言って胸に手を当てて

お辞儀をした。

「本当なら王族のはしくれなのにこんなところで俺様達と戦ってくださって

本当にありがとうございます。怨はチャンミンがいなかったら、

俺様達だけでは倒せませんでした」

ドンヘも膝を折ってこうべを垂れた。

「やだなぁ、やめてよ、なんでそんないきなり」

僕があわてて言うとヒチョルは笑って

「一度くらいちゃんと礼をつくしておかないとどやされる」

といって立ち上がった。

とりあえず、あとのことはヒチョルとドンヘにまかせよう。

僕とユノはそのまま、王宮を出ることにした。

きっと僕がいない方がいろいろとうまく回る。

ふたりは「え?事後処理は俺らなわけ?めんどくさっ!」って言ってたけれど

僕らが立ちまわったことは秘密にしてくれるそうだ。

怨を成敗したのはヒチョルとドンヘの手柄にしてもらった。

王世子とか王様とか大妃とか.....王宮はいろいろ大変そうだもの。

僕にはユノがいればいい。あとは何もいらない。

ヒチョルとドンヘが僕のことを覚えていてくれるだけでいい。

一緒に戦ってくれて、たくさん助けてくれた記憶があれば僕は幸せだ。

馬だけ失敬して、僕らは王宮を後にした。
-----------------------。
次回最終回です。
オハナシの励みになります。ぽちっとクリックをお願いいたします。

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



Comment

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • あーちゃん
  • URL
Re: こんにちは

> えむさま
コメントありがとうございます。
忘れてないでたまーにまとめ読みに来てもらえるだけで十分です。
やっぱり、二人にはどんなことがあっても幸せでいてほしい。ほんとそれですね。

試練ってひつようなのかもしれないけれど、それを乗り越えて頑張って前に進む。
まさに二人の姿がいつも私の脳裏にはちらつくので。
ぼちぼちとこれからもお付き合い願います。

Leave a Reply





管理者にだけ表示を許可する