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MONOCHROME 62

「桜見に行かねーか?」

貴方からの電話で僕呼び出されてバイクの後ろに乗った。

病院に行ったり、仕事帰りに僕の家に来てくれたり、

貴方と逢う時は車だったりすることが多くって

貴方のバイク姿は久しぶりだった。

思わずまじまじとみた僕に

「見とれるほどカッコいいか?」と貴方に笑われ

僕は真っ赤になってしまった。

今年の桜は少し遅めだったから、まだ散らないで満開の姿を見せてくれた。

「綺麗だな」咲きそろった桜を見ながら貴方は僕の肩を抱いた。

あ、そうだ。俺、ちと仕事でLONDON行ってくる。

2週間くらいかな?イイコにしてろよ?

貴方はライダースジャケットのファスナーを緩め、

内ポケットから小さな包みを取り出した。

「やべー、ぐちゃぐちゃになってんな。すまん」

あけろ、と促されるままにあけると、そこにはシンプルなプラチナのチェーンのブレスが

綺麗に光っていた。そこにはらりと桜の花びらが一枚。

きりとって撮っておきたい景色だった。


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