FC2ブログ

MONOCHROME 57

誤解を解くのって、どうしたらいいんだろう。

既読にならないLINEを見つめ、ずっと考えていたけれど、答えは出ない。

事情を長く説明するのもちょっと違うと思い、敢えてあれ以上の言葉を書かなかったけれど。

本当は全部洗いざらいぶちまけたほうがよかったのかな。

ただ、悪意を向けられて、陥れられて、どうやって反論していいのかわからない。

別に、彼に逢いたかったわけじゃない。

彼がずっと好きだったわけじゃない。

嘘つかれてたんだよ、って言って、信じてもらえなかったら辛い。

貴方の目は冷たかった。

逢いたいのは貴方。僕の色を取り戻してくれたのは貴方。

だけど、彼と会うっていう約束を貴方に伝えることはしなかった。

だって僕の心は貴方しか求めてない。

でも、伝えるべきだったんだろうな。いくらあまりの展開にすっぽり抜け落ちていたとはいえ。

隠したと思われても仕方ない。

気が付けば枕はぽたぽたと垂れる雫で濡れ

顔を埋めて漏れる嗚咽をこらえ、朝になるのを待った。

胃がキリキリと痛み、眠ることはできそうになかった。

夜が白み始めたころ、玄関をノックする音が聞こえた。




にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



Comment

Leave a Reply





管理者にだけ表示を許可する