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Last Humanoids True Colors49


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存在する意味なんて一つしかない。

それはチャンミナのために俺は作られたんだ。

だけど、チャンミナは俺にごめん、と言った。

ということは俺はもう必要ないということ?

理解、できない。ならば俺は今後どうすればいいんだ。

データ収集をいくらしてもその答えは出なかった。

そんな俺にその答えをくれたのはまた....チャンミナだった。

俺のオリジナルと一緒に研究所に侵入してきた。

きけばずっともぐりこんで、俺が分類できないデータを送り続けてきた。

俺とC-88のいる最上階まで、ほかのHumanoidたちを倒しながら進んできたらしい。

倒す、というのは正確じゃないな。

自分の作ったプログラムを挿入しながら進んできた、らしい。

思わず抱きしめたら、突き飛ばされた。

やっぱりお払い箱なのか?

そう尋ねるとチャンミナは言った。

「君を作ったのは僕だけれど、だからといって生殺与奪の権利があるとは思っていないよ。

たくさん学習して、たくさんのことをこの世界で覚えて動き出した君に

いくら間違いだからと言ってその元をただすようなことは僕はしない。

それは「しちゃいけない」んだ。」

けれど、チャンミナには俺の生殺与奪の権利があるのは火をみるよりもあきらか。

俺は俺でいるためにはオリジナルは邪魔だ。

チャンミナは続けた。

「僕はユノから離れて、貴方を造った。それは二人だけで暮らすつもりだったから。

なのに、貴方は自分から出て行ったよね。

愛してる、っていう言葉は、相手の幸せを願うという言葉なんだ。

僕が貴方に愛してる、と言ったとき、僕は遠くでユノを思うのとともに

僕の言葉で貴方に幸せをもらって、与えたいと思ったんだ。

それがうまく伝えられなかったのは....ごめん。

そしてユノが僕を探しに来てくれたのは...僕がいままでユノに幸せをあげられていたから、

っていうのにユノが気が付いて応えてくれたんだ、と思う。

相手の不幸を願うのは....それは愛じゃない。

相手が不幸になるようなことを願ったり、行動に起こすことは....

「それはしてはいけない」んだよ。」

その言葉を聞いた瞬間、体が万力で締め付けられるような感覚に陥った。

してはいけない、シテハイケナイ。

呪文のように俺をおいつめるその言葉を払うためには

俺は刀を抜かなければならなかった。
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Comment

  • Kuroneko
  • URL
お待ちしておりました

Last Humanoids!お待ちしておりました!
『してはいけない』は重要な言葉ですね
人もヒューマノイドも、愛が大事。

あーちゃんさん、お忙しそうですね
お身体ご自愛くださいね

  • あーちゃん
  • URL
Re: お待ちしておりました

>Kuronekoさま
いつもコメントありがとうございます。
お気遣いありがとうございます。
そうなんです。最近ちょっと忙しくてね。
オハナシの時間が少なくなってるので
ぼちぼちのペースになってますが
この二人も大切な二人です。
ちゃんと最後はハッピーエンドになってもらわないとね。

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