FC2ブログ

Last Humanoids~True Colors44~

6e3f887e65a7dc72edfc201bda30545f.jpg

チャンミナを抱くことを考えると、思考が止まる。

C-88を抱くと感情が溢れてくるような気がする。

俺は選択を間違ったのだろうか。

なにが間違っているのか、それはデータ収集がすすめばきっとわかること。

まずは、逢いに行こう。

そう思っていたある日、C-88が俺のオリジナルと遭遇した。

「びっくりしたよ。ほんとにそっくりだったね。」

C-88は笑って俺に言った。

「ユノのオリジナルってほんとユノにそっくり」

当たり前だろう。

けれどC-88はつづけた。

「あんなの、不完全じゃないか。ユノはオリジナルになりたいの?

僕には今目の前にいるユノが本物だけどな。」

え?どういうことだ?

「個体識別能力くらい僕にだってあるさ」

C-88は笑って言った。

「性交に伴うホルモンの分泌によってその相手の体臭は変化を起こす」

C-88はつづけた。

「ユノのにおいとあのオリジナルのにおいは全然違うよ」

なるほど。それはセックスのせいなのか。

では、チャンミナとしたら俺はどうなるんだろうな。

ホルモンの変化がおきて、チャンミナが俺を求めてくれる時がくるのだろうか。

であるとしたら、早く会いたい。

そんな俺の考えを見透かしたように、それからなかなかチャンミナに逢う機会は

与えられなかった。
--------------------------------
ぽちっとクリックをお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



Comment

Leave a Reply





管理者にだけ表示を許可する