FC2ブログ

Last Humanoids~True Colors15~

6e3f887e65a7dc72edfc201bda30545f.jpg
しばらくして、扉をノックする音が聞こえた。

ナミが入ってきた。手にはコーヒーを持っている。

「ごめんなさい、豆がなかったから買ってきたの」

ちょっと目が赤くなってる。泣いたのだろう。

「話をしてもいい?私...ずっと後悔していたの。

結婚して、急にシム君と連絡が取れなくなって、貴方が落ち込んで

そんなときも貴方のそばにいることができなくて。

貴方がシリコンヒルズ転任を受けたときに、ついていく選択をしなかったのは

ちょっとした私の心の狭さ。ほんとうに....ごめんなさい」

データを頭に入れた分、俺は自分がどう動くべきかわかった。

ナミの持っていたカップをとってベッドサイドに置き、そっと抱きしめた。

ナミは抱き着いて俺をベッドに押し倒した。

チャンミナよりも華奢な体。唇を押し付けながら俺の体にまとわりつくようにしがみつき

「お願い、仲直りして」と体を摺り寄せる。

これはなんだ?確かに写真の中のナミと俺は肩を組んでたり、抱きしめたりしていたものが

あったけれど、チャンミナを抱きしめるのと全然違う。なにも感じない。

ああ、離してほしい。

ナミの手は俺のズボンにかかり、チャックを下ろそうとする。

なにをするつもりなんだろう。

下着の中に手を入れられ、俺はびっくりしたようにナミをみつめた。

ナミはナミで、俺の下着の中に手をいれたまま、固まっている。

「え...どうして。なんで?」

なにか、俺の体を触ってショックをうけたようだ。

「ごめんなさい....あなたがそんな...」

言葉を飲み込んで、ナミは出て行った。
--------------------------------
ぽちっとクリックをお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



Comment

Leave a Reply





管理者にだけ表示を許可する