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Last Humanoids ~true colors~

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このお話はLast Humanoidsのサイドストーリーです。

しばし、おつきあいください。



目を開けた時に、一番最初に飛び込んできたのは大きな目をした男の顔だった。

俺はそれを見た瞬間にここが自分の帰る場所だと直感的に思い、

「ただいま、俺のチャンミナ」とつぶやいた。

その男はぽろぽろと涙をこぼし「おかえり、僕のユノ」といって

そっと手を握った。

俺の記憶はそこからスタートした。

いや、過去の記憶というのもたくさんあるのだけれど、

それよりもまえのことはあまりにも整然とならべられていて、

そして考え出すとよくわからない部分も多い。

例えば俺とチャンミナはずっと一緒に居たはずなのに、

幼い時のチャンミナの姿などは記憶の中にない。

一緒に遊んだことや部活などの記憶はあるのだけれど

ところどころ自分で覚えていない部分もあり、

なぜか不鮮明な部分が多かった。

なぜなのか、その理由を知るのはもう少し後になる。

けれど、今はこの愛おしい男の脇にいることが俺の一番の存在意義のようだ。

チャンミナの流した涙をそっとぬぐってやると、目を閉じてそのまま俺の腕の中に納まった。

ここからスタートする俺らの物語。足りないものはゆっくり埋めていけばいい。
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Comment

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  • あーちゃん
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Re: タイトルなし

>kuronekoさま
コメントありがとうございます。
うんうん、
出てくる人たちはすべて、幸せになってほしい、と思います。

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