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MONOCHROME Afterdark 42

「トラウマ」というのは嫌な、忌み嫌う記憶。それをなんてことない記憶に書き換えることで

トラウマがもつ生々しい、忌み嫌う側面をたいしたことないことに書き換えていく必要がある。

毒親から逃れて、少しずつその恐怖が薄れてきて。思い出すのは守ってくれたそのシーン。

助けて、という夢はいまだに見る、と聞いた。

けれどそこで俺が助けに出てくる。そこで目が覚めるんだそうだ。

俺のことを好きだと思っているのはそのプロセスの一つだ、とキョウスケはいう。

けれど、俺とチャンミナの関係を彼女は知っているし、何よりチャンミナにこたえられなかったという

後悔の気持ちと、俺への想いで、消すべきトラウマがうまく消せてない、という。

ならば、とキョウスケはいう。

貴方が二人いればいいんですがね。あいにく貴方は一人だ。

ユリさんの発熱や眩暈は心因性のものだとキョウスケははっきりといった。

「この状況が長く続くことは思わしくないので、一度退院させたいと思います。」

そうはいっても彼女は退院したら一人だ。どうするんだ?

「選んでください。僕に任せるか、貴方がみるか」

え?どういうことだよ。

「同居です。貴方がユリさんと一緒に居るか、僕と一緒に居るか、です」

意味が分かんねぇ....

「記憶を書き換えるんですよ。大したことない記憶に」

俺にできるわけねーじゃん。けど、任せていいものなんだろうか。

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