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MONOCHROME Afterdark 17

キョウスケはチャンミナの作った料理に舌鼓をうち、俺らはのんびりとした時間を過ごした。

チャンミナはSNSでユリと知り合い、俺はバイトで一緒になった話をキョウスケにした。

「ふむ....その時はユノさんはユリさんと接点があったようななかったような、という感じなんですね。」

俺が気が付かないだけだったのか、わかんねーが。

俺をみるチャンミナは複雑な表情をしてた。

そりゃそうだよな。あまり過去をほじくり返したくないけど、これはユリの治療のため。

「僕の見るところ」キョウスケはピザを口に運びながら言った。

「ユリさんは、過去にとらわれていると思います。今まではあきらめることで、

全部自分が我慢することで全部やりすごしてきたんでしょうけれど、

事故がきっかけでしまい込んでいた感情だとかそういうものがあふれた。

もちろん毒親がすべての元凶です。

けれども、それを大人になって生きていくために全部しまい込んでいた。

多分、その無理の上に生活を組み立てていたんでしょう。

それが、親御さんから物理的距離をとった。

引っ越しもなにもかも貴方がたのアイデアですよね。

逃げていいんだ、と思う一方、罪悪感にも日々襲われているでしょうね。

あなた方がよりどころであることは間違いないのですが...

あなた方と彼女は不思議な糸で結ばれているようですね。

そしてチャンミンさん。」

キョウスケはチャンミナに視線を向けるとつづけた。

「貴方もちゃんと、乗り越えることができていないものがあるのではないですか?」

キョウスケの言葉に目を見張らせたチャンミナはいきなりの攻撃に立ちすくんでいるバンビみたいに

みえるな、なんてあほなことを考えていた。

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