FC2ブログ

天使の記憶 71

ハンナに呼び出された。

もう、話すことはないと断ろうとすると

「チャンミンさんにかえしてほしいものがあるから」と言われた。

仕方がないのでカフェで会う事にした。ハンナは先に来て待っていた。

あの我儘なお嬢様が珍しいこともあるもんだ。

珈琲を頼んで向かい合って座るとハンナはバックからプレスしたハンカチを取り出した。

綺麗に洗濯されて、ジップロックに入っている。

「これをチャンミンに?」チャンミンのハンカチってことだよな。

ハンナはうなずくと「チャンミンさんにはかなわないわ。私もずっとユノのことが好きだったけど

とうてい太刀打ちなんかできないわね。」と言って哀しそうな顔をした。

えっと、ハンカチってことはアレだよな。チャンミンの前でハンナが泣いたってことで。

泣くようなことがあったってことだよな。

「なんかね、泣いてスッキリしたわ。どうしようもないことだもの。

お父様には私の方から許嫁の話、お断りしておくわね。

でも、、、よく遊びに行かせてもらってたから、これからもたまにはいいでしょう?

ユノの居ない時に行くようにするから」

こんなハンナ初めてみた。

けど....一体何があった?

俺の頭の中ははてなマークのまま、ハンナは立ち上がるとバックを掴んで帰っていった。

*ランキングに参加しております。
よろしければクリックをお願いいたします。

にほんブログ村 BL・GL・TLブログへ
関連記事
スポンサーサイト



Comment

Leave a Reply





管理者にだけ表示を許可する