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MONOCHROME 16

「あいつに何度も紹介しろっていったのになかなか紹介してくんねーんだもんな。」

次々と投下される爆弾から僕は必死に心臓を守り、逃れようとする。

「会ってみたらフツーの奴でがっかりしたろ?」

どうか、声が震えませんように。一目ぼれしたなんてばれませんように。

「ま、、俺の思ってたカンジと違ったな。」

そりゃそうだよ。僕、平凡ななんのとりえもねー奴だから。

「お前のさ、言葉がスゲー好きなんだと」

え?言葉?

まあ、確かに僕と彼女はSNSで知り合った仲。

最初は勿論、顔なんか知らない。

彼女の言葉も綺麗で、惹かれていったってのはたしかにある。

ただ、人と人が付き合うのって、生身の人間同士のコミュニケーションって

それだけじゃだめで。

同じ言葉でも本心から言ってないとか、心を隠してて言われた言葉って

面と向かい合うとわかってしまって。

僕と彼女がうまくいかなくなった理由はそこら辺にある。

けど、そんなことを彼女がいっていたなんて。

ふとかんがえこんだ僕に、貴方は次の攻撃。

「言葉が綺麗って聞いてたけど、言葉だけじゃなくて顔もすげー綺麗な。

ま、最初会った時に俺に見とれてたから、惚れられたかとおもったんだけどな。

穴開くほど見られるってのは慣れてるし、迫られるのも慣れてるんだがw

お前とカトクしてっと、楽しいんだよ。やべーな。もっとはなしたい、って思っちまうんだよな」

なけなしのバリアが吹っ飛んでしまった。


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