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Chocolate Game 39

あられもない姿態を晒して僕が眠っていたのはきっと数時間なんだろう。目をあけると隣にいるはずのユンホさんがいない。だるい身体を起こし、ぼうっとしていたら、かちゃりと扉が開いてペットボトルを手にしたユンホさんが現れた。シャワーを浴びて、ドロドロだった精液は洗い流されている。やっぱり壮絶かっこいい。当たり前のことだけれど、なんとなく僕は寂しくなった。僕の身体は綺麗に拭かれていた。「目が覚めた?とりあえず...

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Chocolate Game 37

「チャンミン!」「おやおや、ずいぶんはやい騎士(ナイト)の登場だ。」「シウォン!お前ってやつはどうしていつもいつも」全部言う前にマ助教授は吹っ飛んだ。僕は体を動かすことができず、ユンホさんの姿を見ていた。ものすごく怒ってる。でもものすごくかっこいい。やっぱりユンホさんは勇者みたいだ。僕はいくら髪を染めて洋服を着替えても、やっぱりさえないオタクなんだろうな。「魅力的なものには敬意を表するのはわるいこ...

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Chocolate Game 36

気が付くと僕はホテルのベッドに寝かされていた。「大丈夫かい?シム君ってお酒が弱いんだね」マ助教授は笑って僕を覗き込んだ。ビールになにか入れられたのはわかっていた。だけど、マ助教授はまったくビールに触れていない。マ助教授が僕に一服盛ったという証拠がない。粘着質な視線もあくまで僕の主観であり、しらをきられたらおしまいだ。まだぼんやりとした頭で考えた。ユンホさんには心配させるといけないから細かいことを伝...

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Chocolate Game 35

マ助教授はそれからなにかと僕を呼び出した。ただ、そのときはいつもカレンと一緒だったから、安心していた。僕はユンホさんにマ助教授の話をしてから、なにかと大学でのことを聞かれることが多くなった。もちろん、勉強だしゼミだし、何もないのだが、どことなくユンホさんが不機嫌なのは感じていた。でも、仕方ない。ゼミだし。そういえばそろそろ将来を考えなきゃいけないな。僕は学問は嫌いじゃないけれど、でも社会に出たいと...