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Crimson Saga 83

カミーラについた。とりあえず、しばらく滞在する場所を探した。貰ったガリオン金貨を使って小さなコテージを借りた。街からはワンブロックだけ離れていたけれど、人の多い街なので目立つことはなかった。セイラがここがいいよ、と言ったのでその意見を受け入れることにした。チャンミンはおそるおそる、でも次第にリラックスして日々を過ごしてる。スヴェッソンは相変わらずパーツいじりをしてる。テプンをグレードアップさせてる...

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Crimson Saga 82

「あのさ。なんでアンタ私の傍にいるわけ?」セイラは機嫌が悪かった。スヴェッソンはセイラに食事を持ってきたまま、入口で腕を組んで立っていた。「さっさと消えな、アンドロイド」スヴェッソンは首をすくめるしぐさをすると「心外だなぁ。俺、こう見えても人間だけど」とちょっと高い声で言った。「お前さんがご執心だったテプンがアンドロイドだぜ。言っとくが」セイラはびっくりしたようにスヴェッソンを見た。「そりゃパーツ...

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Crimson Saga 81

「チャンミナ」扉を開けたとたんに抱き着くとちょっとびっくりしたように、それでもしっかりとチャンミンは抱きしめかえしてくれた。「お疲れさまでした、ユノ」そういうとチャンミンがベッドに並んで座った。「なんかな....生活ががらりと変わったら俺、ちょっと甘いのかもしんねーが、俺らをどっかに売ろうとしてたセイラのことを許してやりたくなった。いままでならもう二度とそんな気がおこらないように徹底的に懲らしめてやる...

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Crimson Saga 80

ヒチョルから惑星通信が入った。「よう。」相変わらずの目力だ。カミーラ星人のガイドがついた話をしたら眉をピクリとあげて「そいつここに呼んでくれる?」というのでロックにいってセイラを3Dホログラムの前に連れてきた。セイラは「えっ、まだイケメンがいるの?」とうきうきして出てきたがヒチョルの顔をみるとこわばった。ヒチョルはセイラに向かって「お前さ、もう人を売ることはやめるんだな」といってセイラを睨みつけた。...

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Crimson Saga 79

カミーラ星人の協力者はすっかりテプンのことを気に入ったみたいだ。テプンにぴったりと寄り添っている。まあ、人数が増えるとなかなか危険も大きくなるけれど、この場合は致し方ない。人数が変ると見え方も変わる。カミーラ星人のオンナはセイラと言った。セイラの案内でカミーラ星へ出航することが無事できた。「里帰り」というのは便利な言葉だ。テプンの外見のおかげですっかり結婚してその里帰りというロジックがうまく機能し...